沖縄県知事拒否はこれぐらいにした方が

 安倍政権の露骨な沖縄県知事いじめが目立つ。嫌いだから会ってやらないよとまるでガキのすることだ。こんな事をいつまで続けるのだろうか?

 NHKはこんな風に報道する。
沖縄県の翁長知事は、就任後初めて総理大臣官邸を訪れて杉田官房副長官と会談し、新年度・平成27年度予算案の沖縄振興予算などに謝意を示す一方、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設計画は容認できないという考えを伝えました。
 この記事での「初めて」がキーワードだ。確かに訪れたのは初めてなのだろうが、訪れたいと言ったのは初めてではないとすでに報道されている。

 しかも普通に考えれば、官房長官ではなく官房副長官と会ったことから、政府の嫌がらせははっきり分ることだ。そして政府の方針に反対する不逞の輩と言わんばかりの口調だ。

 そしてネットにある記事の最後の部分がこれだ。
これに関連して沖縄基地負担軽減を担当する菅官房長官は、午前の記者会見で、記者団が「近々、翁長知事と会う予定はあるか」と質問したのに対し「私は、ありません」と述べました。
 はっきりと会談を拒否していると表明した記者会見の記述だ。NHKの姑息なところはニュースではここを読んでいなかったことだ。ネットまで調べない視聴者は政府が会談を拒否していることを知らないまま過ごすのだろうか?
 これが日本放送協会のすることだと記憶するべきだ。

 そしてもっと重大なことが起こると私は恐れる。これ以上沖縄を政府が拒否すれば、自民党への賛成をやむなしとしていた沖縄の住民も意見を変える可能性もある。そしてその先にあるのが「沖縄独立」だとしたらどうするのだろうか?

 子供じみた振る舞いはこれぐらいにした方がよいと思う。

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