大阪・寝屋川教職員殺傷事件の判決が出た
大阪・寝屋川教職員殺傷事件の判決が出たようだ。
記事にあるように広汎性発達障害は総称であり、症状は様々のようだ。小児自閉症、非定型自閉症、レット症候群、アスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害と分類されて入れる。テレビ(ちちんぷいぷい)ではアスペラー症候群と断定していたが、真偽は分らない。
以前のテレビの特集でサバン症候群の子供たちの音楽才能の高さをやっていた。モーツアルトもその一人と言われているようだ。この症状も近い存在のようだ。
エジソンも障害(注意欠陥障害)を持っていたと言われている。トムクルーズも障害を持っているそうだ。
障害はハンディキャップであるが、それを克服又はその特性を活かして、人生をやっていくことが出来る。不幸にしてそれが悪い方向に出る事もあり、今回のような犯罪を犯すこともある。しかしその犯罪率は一般の犯罪率と変わらないそうだ。
障害の程度、性格が分らないのでこの判決の妥当性は論じられないが、朝日の報道では
治療か服役かのどちらかをせまるのではなく、服役も必要、治療も必要ではないのだろうか
18歳少年に懲役12年判決…大阪・寝屋川教職員殺傷犯行時17歳の少年事件としての扱いだ。改正された少年法に沿っていて特に疑問は感じない。しかし他紙では発達障害との関連性を重視して報道している。
2006年10月19日(木)10:31 読売
大阪府寝屋川市立中央小学校で昨年2月、教職員3人が殺傷された事件で、殺人と殺人未遂などの罪に問われた卒業生の少年(18)(犯行時17歳)の判決公判が19日午前、大阪地裁であり、横田信之裁判長は、懲役12年(求刑・無期懲役)を言い渡した。
判決によると、少年は昨年2月14日午後3時ごろ、寝屋川市立中央小に包丁を持って侵入し、居合わせた教諭の鴨崎満明さん(当時52歳)に職員室の場所を尋ね、案内途中に刺殺。職員室にいた別の教職員2人も刺し、重傷を負わせた。
大阪地検は同年6月、「刑事処分相当」との意見を付けて家裁送致。大阪家裁は同年8月、「16歳以上の少年が故意に人を死亡させた場合は原則、検察官送致(逆送)」とする改正少年法の規定に従って逆送を決定し、地検が起訴。成人と同じ刑事裁判が開かれていた。
大阪教職員殺傷:少年に懲役12年 家裁移送退ける報道では発達障害の程度や性格が報道されていないので、判断は出来ない。人にいろいろと違いがあるように、障害者もいろいろだ。発達障害といってもいろいろあるようだ。
大阪地裁に入る検察官=大阪市北区で19日午前9時43分、貝塚太一写す 大阪府寝屋川市立中央小学校の教職員殺傷事件で、殺人などの罪に問われた卒業生の少年(18)に対し、大阪地裁は19日、懲役12年(求刑・無期懲役)の判決を言い渡した。弁護側は少年の広汎性発達障害を踏まえ、少年法55条に基づく家裁移送の決定を求めていたが、横田信之裁判長はこれを退けた。
公判では、発達障害を考慮して矯正教育をする少年院送致が適当か、事件の重大性からあくまでも厳罰で臨むかが最大の争点だった。
少年犯罪を厳罰化した01年4月施行の改正少年法は、故意の行為で人を死亡させた16歳以上の少年について、原則的に成人と同様の刑事裁判を受けさせる検察官送致(逆送)と規定している。大阪家裁は昨年8月、この原則に沿って少年を逆送し、大阪地検が起訴した。少年は捜査・公判段階の2度の精神鑑定で広汎性発達障害と診断された。
検察側は「発達障害を過大評価してはならない。同法の改正趣旨や結果の重大性、厳罰を求める遺族感情などから相応の責任を」として、犯行時18歳未満の最高刑となる無期懲役を求刑していた。これに対し、弁護側は「発達障害の克服なしに真の更生は出来ず、少年院送致が相当」と家裁移送の決定を強く主張。改正少年法施行後、殺人罪で初の家裁移送の決定が出るか注目されていた。【前田幹夫】
◆認定事実 中央小学校在学中、同級生からいじめられていると感じ、担任教諭に否定的な感情を持っていた少年は、引きこもり生活の中で加害空想を抱くようになり、担任教諭らを刺そうと計画。17歳だった昨年2月14日午後3時ごろ、同小に包丁を持って侵入、担任が不在だったため、鴨崎満明教諭(当時52歳)を刺殺、女性教職員2人の腹部や背中を刺して重傷を負わせた=殺人、殺人未遂、建造物侵入、銃刀法違反の罪。
【広汎性発達障害】 自閉症、アスペルガー症候群などの自閉性障害の総称。先天的な脳機能障害とされ、他人の意図を読めずうまくコミュニケーションできない▽想像力に障害があり、情緒的理解や抽象的思考が苦手▽自分の興味、関心に執着する--といった特徴がある。雰囲気を察知したり、相手の表情から内心を読み取ることが難しく、社会適応に訓練が必要とされる。その半面、集中力や記憶力で優れた能力を発揮するケースもある。
毎日新聞 2006年10月19日 11時11分
記事にあるように広汎性発達障害は総称であり、症状は様々のようだ。小児自閉症、非定型自閉症、レット症候群、アスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害と分類されて入れる。テレビ(ちちんぷいぷい)ではアスペラー症候群と断定していたが、真偽は分らない。
以前のテレビの特集でサバン症候群の子供たちの音楽才能の高さをやっていた。モーツアルトもその一人と言われているようだ。この症状も近い存在のようだ。
エジソンも障害(注意欠陥障害)を持っていたと言われている。トムクルーズも障害を持っているそうだ。
障害はハンディキャップであるが、それを克服又はその特性を活かして、人生をやっていくことが出来る。不幸にしてそれが悪い方向に出る事もあり、今回のような犯罪を犯すこともある。しかしその犯罪率は一般の犯罪率と変わらないそうだ。
障害の程度、性格が分らないのでこの判決の妥当性は論じられないが、朝日の報道では
少年は「謝罪の気持ちがわくようになりたいとは思う」と述べ、心から反省することができない戸惑いを公判で見せていた。とあり、こんな状況では釈放するわけには行かないだろう。
治療か服役かのどちらかをせまるのではなく、服役も必要、治療も必要ではないのだろうか
この記事へのコメント
飯大蔵さんの大阪・寝屋川教職員殺傷事件の判決が出たも叛乱の一つなんでしょう。
どう止めるかが、「何を教えるか」を書き始める動機であった事は違いありません。